イラレの戻る回数を増やす方法【取り消しコマンド】
注意ポイント
IllustratorにはPhotoshopのようなヒストリーパネルがありません。ヒストリーパネルの出し方もありません。

その戻る回数を増やす方法と使い方のわかりやすいチュートリアルです。
イラレ「取り消しコマンド」ショートカット
操作を「取り消し」にして「戻す」ショートカットです。
✅ ⌘+Z【Mac】
✅ Ctrl+Z【Win】
1回押すと、1回分操作が戻ります。
イラレ「やり直しコマンド」ショートカット
✅ ⌘+Shift+Z【Mac】
✅ Ctrl+Shift+Z【Win】
1回押すと、1回分操作が進みます。戻しすぎた時に押しましょう。
イラレの「戻る回数」を増やす環境設定
「環境設定/パフォーマンス」ウィンドウ
「環境設定/パフォーマンス」ウィンドウが表示されます。
「取り消し回数」をクリックすると、50、100、200回から上限になる回数が設定できます。

メモリが不足するという警告
注意ポイント
取り消し回数を「200回」にすると「メモリが足りない」と表示されることがあります。
まず基本的に100回も「取り消し回数」が設定できれば普通の操作では十分です。

注意ポイント
この警告は、メモリをこんなに積んでいるパソコン(55.8GB)でも出ました。
結論として、無理に取り消し回数を「200回」にせず「100回で上限」と考えて設定しそれに慣れるのが1番良いと思います。
イラレで操作を「やり直し」するケース

トラブル系で使うケースとしては「バックアップを取ってないデータ」を、元に戻したい時などが多いです。貴重なデータは、変更前にこまめにバックアップしましょう。
ポイント
多いのが「アウトライン化前に戻したい」というケースです。
アウトラインはパスのアウトラインと文字のアウトラインがありますが、どちらも不可逆でそのデータそのものからアウトライン化前の状態に戻すことはできません。ご注意ください。

この操作を戻せるのは、ファイルを開いて操作している間の取り消し回数分が制限です。
ファイルを閉じると、そこまでの操作を戻すことはできません。
いざという時の保険として「アウトライン化する前」のデータを、別のファイルか「ワークスペースの外側にコピーして保存」しておくと安心です。
