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illustrator「ポイントにスナップ」がずれる原因はこれだ!

アンカーポイントがぴったり正確にくっつくIllustratorの「ポイントにスナップ」を使えば正確な製図が可能です。

特許図面などの機械図面でも必ず使う機能です。ピタピタとアンカーポイントをコントロールできます。

しかし、設定を間違うと「ポイントにスナップ」をONにしたのにアンカーポイントがずれることがあります。

 

illustrator「ポイントにスナップ」がずれる原因

結論から先に言うと、余計な機能がONになってることがillustratorの「ポイントにスナップ」がずれる原因です。

主に上のマーク。下記2つの機能が『ポイントにスナップ』を邪魔します。

1. グリットにスナップ
2. ピクセルにスナップ

上記の2つが設定でONになっていると、互いに干渉しそれぞれの機能を果たせません。ポイントにスナップの邪魔になる機能です。スナップがずれる原因になります。

ポイントにスナップ同時にONにしないようにしましょう。

 

 

ポイントにスナップの設定方法

 

✅ 表示/ポイントにスナップから選べます。

千葉名人
千葉名人

わたしは「スマートガイド」と「ポイントにスナップ」は常にONにして操作しています。

逆に、「グリットにスナップ」「ピクセルにスナップ」は常にOFFにしています。0.1%も使いません。

ここに「境界線を隠す」という設定もありますが、これも常にOFFです。「境界線を隠す」がONになるとアンカーポイントが表示されなくなる原因になります。

不要な機能ですので間違えてショートカットが入らないようにショートカットの環境設定でショートカットを削除するのもアリですね。

>>イラレの不要なショートカットを削除する方法

たったこれだけの設定でOKです。

最初ポイントにスナップやスマートガイドをONにしたまま操作するのは、やりづらいと感じますがちょっとすると慣れます。

 

 

機械図面などの製図、トレース業務をしているプロのほとんどが常にこの設定でIllustratorを操作しています。正確なトレースや製図をする仕事ではこの設定が基本です。
これにより、IllustratorでAutoCADなどの精度に負けない製図が効率良く可能になります。llustratorは自由度が高いので「ポイントにスナップ」をこの設定で使い慣れることで、あらゆるソフトを凌駕する効率的な製図・デザインが可能です!

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