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illustrator「パスのオフセット」と「角の比率」の使い方

イラレでの「パスのオフセット」の使い方

図形を描いて、その中にさらに小さい図形を描きたい時。

もっと複雑な形をしたオブジェクトの中に「同じ形で小さいオブジェクトを入れ込みたい時」

 

そのまま「拡大縮小ツール」でオブジェクトを小さくして複製しても「ちょっと形が合わない」時があります。

☑ 上の図は拡大縮小ツールで複製した星の形です。

普通に内側に縮小してコピーした場合、隙間が均一ではないので見た目がイマイチです。

 

そんな時に便利なのが、Illustratorの「パスのオフセット」機能です。

Illustratorのパスの「オフセット機能」はかなり便利です!

 

初心者の方は「実際に使って」この機能を試してみてください。実戦でも頻繁に使います!

 

今回、その基本を知ることで「Illustrator」のパスのオフセットが簡単に使う方法がわかります。

 

Illustratorのパスのオフセットの使い方

対象になるオブジェクトを選択し、Illustraterのメニューから

オブジェクト/パス/パスのオフセットを選びます。

 

すると「パスのオフセット」という名前のウィンドウが現れます。

 

そこの「オフセット」のところに 外側にオブジェクトを作りたい時は プラスの数字、内側に作りたい時はマイナスの数字を入力します。

 

すると、オブジェクトが拡大、もしくは 縮小されて複製されます(^◇^)

上の図との違いがわかりますか?

 

☑ キッチリとした複製がパスのオフセットによって作れました!

 

このように厚みなどを表現する場面でパスのオフセット機能が便利です。

 

 

Illustratorパスのオフセット「角の比率」

角の比率という入力ボックスがあります。基本は4が入っています。

まったく意識して使ったことがないのですが、なにが違うのか確かめてみました。

 

☑ 元になるオブジェクト

 

 

☑ デフォルトの角の比率「4」でパスのオフセットを実行した結果↓

 

☑ 角の比率を「1」にして実行するとこうなる

角の比率の数値が、1と2では違いがほとんどありませんでした。

3と4と5以上でも違いがありませんでした。

 

 

角の比率の簡単な説明「この数字の意味」

簡単に説明すると、「角の比率」の数値を下げると角が尖らなくなります。

☑ 数値を上げると角がトンガリます

 

この機能は「デフォルト」で入っている「4」のまま操作していれば基本的にOKです。

 

一時的に、上の図のようなオブジェクトが欲しい場合は「比率」を下げてみると、このようなオフセットが作れるということです(^_-)

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